再発・転移ここには、治療の内容、感じたことなどを書いていこうと思います。2004年6月 皮膚転移 2003年5月に手術をし、無事1年を迎えることができたと喜んだのもつかの間、2004年6月初旬、手術の傷跡の端っこに小指の先くらいの赤いものが。 毎年、夏にはアセモができるので、てっきりアセモと思いこんでいました。 多少のかゆみと赤い感じがアセモに似ていた。 漢方の先生にもアセモができちゃったので薬出してくださいとお願いし、リンデロンVGクリームを出してもらいました。 2週間以上塗ったにもかかわらず赤い部分が広がり、初めてこれはおかしいと思い、がんセンター主治医のところへ。 2004年6月30日 先生は患部の写真を撮り、心配なので皮膚科の先生に診てもらいましょうということに。 7月7日 がんセンター皮膚科、受診 リンデロンを塗っても改善されないのは非常に疑わしいということ。 細胞診をすることに。 7月16日 細胞診の結果、皮膚転移 内臓転移の疑いがあるので、レントゲン、CTの結果が出てから今後の治療を決めることに。 7月23日 肺のレントゲン、右乳房マンモグラフィー、肝臓CT (CT検査中に入れた造影剤で薬剤アレルギーが出て苦しくなりパニックになるが、無事検査終了) 7月27日 レントゲン、CTの検査結果 内臓転移無し。 皮膚転移のみなので放射線治療30回の予定。 心臓の真上なので心臓に極力影響が無いようにライナック電子線治療をすることに。 (X線に比べ電子線は浅い部分の照射です) 放射線治療終了後、ハーセプチン投与の予定。 7月29日 放射線治療1回目 1回目なので位置、印付けに時間がかかるが照射の時間は30秒くらい。 20センチ×20センチの広範囲の照射。 8月27日 放射線治療18回目 20センチ×20センチの皮膚が真っ赤になりました。 皮膚転移が目立つ中心は黒く焼け焦げたようです。 これと言った自覚症状はありませんが疲れやすく、疲れが溜まるようになりました、これも副作用でしょうか。 9月7日 超音波腹部検査 乳腺外科受診 放射線は10日(26回)で終了し28日ハーセプチンのため1泊入院の予定に決まる。 9月10日 放射線治療26回目 最初の予定は30回でしたが、治療効果が横ばいでこれ以上続けても副作用が増すばかりで治療効果が得られないということで今日で終了。 毎日の通院からの解放感とこれからの不安が入り交じる複雑な気持ち。 診察は今日はなし。 2004年9月17日 1週間ほど前から右健側に皮膚転移らしきものができて気になっていたので 風邪の熱が下がった今日乳腺外科受診。 細胞診をするか、どうかになり、細胞診をしてガン細胞が有った場合の治療方法を聞いたが今予定されているハーセプチン単体での治療とのことで細胞診はしないことにしました。(ガン細胞が有り無しに関わらず同じ治療なら痛いのはイヤ) 先生はハーセプチンが効くのではないかという意見。抗癌剤の副作用を考えて抗癌剤との併用はもっと拡がって来た場合に使う方針。 私も不安はあるが今はまだ抗癌剤を使いたくないと思っているので納得。 9月28日 ハーセプチン投与のため入院しましたが、帯状疱疹治療のため9日間入院、7日間8時間おきの点滴。 10月12日 ハーセプチン、第1回目投与のため入院。 入院中に右健側にしこりをみつけマンモグラフィー、超音波検査、細胞診を受ける。 7月23日にマンモグラフィーの検査を受けた時は異常なしだったのに2センチ弱のしこりができていた。 しこりは硬くも丸くもなく触っただけでは分かりませんでした。 10月19日 ハーセプチン2回目投与 細胞診の結果が出ていました。 やはり悪性、覚悟はしていましたが辛いです。 先生と今後の治療のことをお話しました。 しばらくはハーセプチン単独で様子を見ることに。 しこりが大きくなったり、縮小しない場合はハーセプチン+タキソールに変更になります。 12月14日 今日の診察で右側にできた腫瘍に変化があったため急遽ハーセプチン+タキソールをすることに。 タキソールを投与開始してすぐにアレルギーらしき反応が出たため中止になる。もうタキソールは使えないとのこと。 使える薬が一つ減ってしまった。今後の治療が不安になってきた。 しこりが大きくなってきて痛い。 1ヶ月ほど前から咳が止まらないので先週、肺のレントゲンを撮ったところ影があり呼吸器内科を受診、右肺網様影があり今日CT検査をする。 とどまることを知らない転移。 この先どうなるのか不安になる。 12月21日 まさかのCT検査結果 CTの検査結果がでました。 まったく予想していなかった、肝臓転移、肺転移。 これで私はいっきに余命数ヶ月?・・・ 言葉を失いました。 今日からタキソテール(1回量44mg)+ハーセプチンを3週投与、4週目はハーセプチンのみ、をすることになりました。 局所再発 皮膚転移 反対側転移 肝臓転移 肺転移 あ~、私はいったいどうなるのかなぁ・・・ |